みなさん、こんにちは!
2022年も残すところあと1カ月となりました。今年はみなさんにとってどのような1年でしたか?
私の今住んでいるカンボジアでは、パンデミックからの経済回復で、街全体の活気が戻ってきました。(酷い交通渋滞も戻ってきました・・・。)
この数年旅行に行きたくても行けない状況が長く続きましたが、2023年こそは!海外旅行に行きたい!カンボジアに行ってみたい!という方も多いのではないでしょうか。
今日は、プノンペンのお気に入りのレストランについて紹介したいと思います。
今私が生活の中に取り入れている”エコ”や”エシカル”の視点からも、ぜひおすすめのレストランです!
木漏れ日のガーデン・レストラン Kinin
プノンペンのにぎやかなトゥールトンポン(Toul Tom Pung)地区にあるレストラン。このエリアは、外国人観光客が多く、おしゃれなカフェ、バー、レストランが多くあります。
路地を曲がった角に位置し、木のエントランスをくぐりぬけると吹き抜けの店内に緑が広がっていて、まさに都会のオアシス。プノンペンにはあまり緑がないので、このレストランに来るととてもリラックスできます。
Kininが素晴らしいと感じるポイントはいくつかありますが、特に私が好きなところは、
- レストランのコンセプト:緑豊かな店内とクメール伝統文化を活かしたデザイン
- カンボジアの食材を使ったクメールフュージョン料理がリーズナブルに楽しめる
- レストラン全体として、エコや脱プラスチックの取り組みを実践している
という点がとても気に入っています。
緑豊かな店内とクメール伝統文化を活かしたデザイン
店内には様々な種類の植物が育っていて、ボタニカルガーデンのような雰囲気です。
天井も吹き抜けになっており、風通しよく、木漏れ日も注ぎます。店内の奥には、クメール伝統のインテリアが販売されています。
入口付近には、植物やプランターが購入できる小さなショップ「BOTANIC SHOP」もあります。
好きな植物と合わせて、プランターも一緒に購入できます。
今日はオフィスのグリーン化とインテリア用に植物を購入しました!
オフィスのデスクに置くのが楽しみです。
カンボジアの食材を使ったクメールフュージョン料理
Kininの魅力は、緑だけではありません。カンボジアの食材を使ったクメールフュージョン料理がリーズナブルに楽しめます。
お気に入りのカンボジアの生胡椒をたっぷり使った、クリームパスタ。生胡椒のさわやかな辛さと、濃厚なクリームがよくマッチしていて、一番好きなメニューです。
最近は、私がKininに行くたびに毎回注文しているので、メニューを注文する前に、メニューを伝えなくても、店員さんに「いつものでしょ?」と言われるほどリピーターとなりました。
Kininに行った際はぜひ、食べてみてください!
エコや脱プラスチックの取り組みを実践
Kininは美味しい時間だけでなく、自然のぬくもりやエコへの配慮といった、気づきを与えてくれるレストランです。
店内の脱プラの取り組み
テーブルに用意されるものは布製の繰り返し利用できるナプキンやコースターが用意されます。
ドリンクのストローは竹ストローが用意されており、使い捨てのものは一切ありません。
洗面所の手洗い場も環境への配慮があります。使い捨てのペーパーではなく、繰り返し利用できる布製のタオルが用意されています。
使い終わったボトルの回収の取り組み
Kininでは、家庭で使い終わった瓶やボトルを回収し、地元のリサイクル業者に渡す取り組みをしています。
深刻化するカンボジアのゴミの問題
世界的にも深刻な廃棄物処理の問題ですが、カンボジアでも年々廃棄物の量が増え、社会問題化しています。
年間400万トンの廃棄物が発生しており、そのうち60%が有機物、20%がプラスチック、残りが一般廃棄物と言われています。
特に、400万トンの廃棄物のうち、約半分は野原や水源に投げ込まれ、全国の213の廃棄物施設に持ち込まれるのは全体のうち半分ほど。
経済成長を続けるカンボジアでは、今後10年間で廃棄物が900万トンに増加する、想定されています。
環境によく、心地よく
Kininは美味しい時間を提供してくれるだけでなく、都会のオアシスとして自然を感じたりリラックスできる場所であり、エコアクションやエシカルアクションの発見を与えてくれる本当に素敵なレストランです。
カンボジアを訪れた際は、ぜひKininレストランに行ってみてください!
日々の暮らしからできる限り使い捨てプラスチックをなくしていく
年間400万トンの廃棄物。想像もできないような量で、一体どうやって減らしていくのか。そして、経済成長や人口拡大とともに、今後も増えていくと予想されている。
現実を前に、自分に何ができるのだろうと悲観的な考えになることもありますが、エコやエシカルを楽しく、明るい気持ちで実践してくのが大切だと感じます。
まずは、日々の暮らしでできる小さな習慣を積み重ねながら、時には壁にぶつかったり悩むこともありますが、それでも前向きに日本でもカンボジアでもエコ・エシカルの暮らし方が広められるようステップアップしていきたいと思います。
私のエコ&エシカルアクション10
最後に、最近の私のエコ&エシカルアクションを紹介したいと思います。
- マイバッグを持っていく
- マイボトルを持っていく
- モノを大切に使う、修理して長く使う
- なるべくローカルで作られた食品・モノを購入する
- なるべく有機栽培された食品を選ぶ
- 食べ物は残さない、食べきれる量を買う
- 週に1度はミートフリーデーを作る
- 食生活で動物性食品を控え、植物性食品を多く取り入れる
- 環境に配慮したり、地域貢献を行うショップ、レストラン、ホテルを利用する
- エコ&エシカルコミュニティを作り、仲間を増やす
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