エシカルムーブメントのはじまり
Ethical economy (エシカル消費・エシカル経済)
「エシカル消費」について目にすることが多くなりました。
このブログを読んでいる方は、既に「エシカル消費」を知っていて実践をされている方が多いと思います。
「エシカル消費」とは、”地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動”のことです。
ブログの一つテーマでもある「エシカル消費」を知るようになったきっかけについて、触れてみたいと思います。
【参考】エシカル消費|消費者庁
『世界がもし100人の村だったら』
環境問題、人権問題、生物多様性、食品ロス、などの私たちの周りには一人では解決できないほど、
複雑で構造化した社会の問題があり、そうした社会の問題の解決や改善に興味があった私ですが、
きっかけは小学生の時に読んだ”ある本”だったと思います。
その本は、『世界がもし100人の村だったら』という本で、当時の担任の先生から貸してもらいました。
当時小学5年生でしたが、漠然と、”世界にはさまざまな解決しなければならない問題があり、
それを解決できるようになりたい”、と思う最初のキッカケの出来事だったと思います。
大学時代とその後
大学では法律学を専攻し、児童労働問題や環境法をについて学びました。
また、大学時代にはE.S.Sという英語部に所属し、英語で様々な社会問題を討論し、コミュニケーションスキルを高めたり、
ディベートの大会を通して国内・海外含め多くの学生と交流をしました。
大学を卒業し社会人となってからも、社会で起きる問題について問題の解決や改善に何か行動したい、と漠然と考えているものの、
何か具体的に行動したり、専門的な知識やスキルを使って解決するにはどうしたらいいか、とモヤモヤした時期を過ごしていました。
「エシカル消費」について知るおすすめのPodcast番組
そんな日々の中で、電車の中で聞いていたPodcastのある番組。
モデルの長谷川潤さんの”HEART TO HEART”という番組です。
その番組で、ゲストスピーカーのエシカル協会代表理事の末吉里花さんが話してくださった「エシカルムーブメント」に大きな衝撃を受けました。
My Ethical Movement
その番組で、環境問題、人権問題、生物多様性喪失などの地球全体で起こる問題の要因は、
知らず知らずのうちの自分自身の普段の買い物や行動に起因する、という現実を知りました。
何とか解決したい、と思っていた地球全体で起こる環境問題・人権問題・生物多様性喪失などの複雑な問題は、紐解くと、
普段の自分の消費行動や生活スタイルに起因しているのでは?という現実に直面した瞬間でした。
“社会は繋がっている”という感覚
「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺がありますが、社会で起きる複雑に絡み合う糸口の見えないような諸問題は、
どこかで必ず自分自身の生活と繋がっているような、そんな感覚を私は抱いています。
普段、「消費」という形で選択し、手にする食べ物や衣類について、それらはどのような人たちによって、どのような環境で作られたものなのか?
その過程を知らずに日々を過ごしてきた自分。
この「エシカルムーブメント」をキッカケに、商品やサービスがどのような過程を経て今ここにあるのか、という背景について調べ、吟味するようになりました。
社会には様々な問題があり、それに対しあらゆる解決策が考えられると思いますが、
地球規模で起こる環境問題、人権問題、生物多様性喪失の問題の解決の一つとして、普段の生活で、
消費として選択する食品や衣類といった生活必需品との向き合い方を見直す
一人の消費スタイルが変わっただけではなく、同時に何千何万人という視聴者がこの番組を聞いて、
エシカル消費を知るキッカケになったと信じています!
行動する勇気を与えてくれたこのエシカルムーブメントのバトンを、私も誰かに繋ぎたいと思い、
「エシカルブログ」とも言うべき、日々の記録を気ままに発信していこうと思います。
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